ロジスティクスTerra Drone(テラドローン)は8日、子会社であるユニフライ(ベルギー)が、欧州の航空交通管理近代化を進める共同研究プロジェクト「ENSURE」に参画すると発表した。プロジェクトは、ドローンと有人航空機が共存する空域の安全性を確保するため、U-Space(欧州ドローン運航管理システム)と航空管制システム(ATM)の連携を強化するもので、欧州の航空インフラの発展に寄与する。
プロジェクトは、スペインの航空技術会社インドラが主導し、エアバス(フランス)やユーロコントロール(欧州航空航法安全機構)、ENAV(イタリア航空管制公団)などとともにユニフライも主要メンバーとして加わる。U-SpaceとATMのシームレスな接続に向けた通信規格の標準化や、リアルタイムで空域調整を行うシステムの構築が中心課題となっており、物流や緊急輸送を含む空域活用の高度化が期待されている。
同社は、運航管理ソリューションの技術を基に、空域調整機能の実証やドローン運航の安全性向上を支援。ことし中には統合システムの実証を予定しており、5月28日にはアイスランドのターンシステムズでオープンデーも開催される。
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