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テラドローン、港湾監視のドローン実証完了

2025年2月17日 (月)

調査・データTerra Drone(テラドローン、東京都渋谷区)は14日、子会社のユニフライ(ベルギー)が欧州で進行中の「Certiflight」(サーティフライト)プロジェクトの一環として、ドローンを活用した港湾監視の実証実験を完了したと発表した。実験はベルギーのアントワープ・ブルージュ港で行われ、ブロックチェーン技術を活用した運航管理システム(UTM)によるドローンの運航監視と飛行承認の簡略化が検証された。

このプロジェクトは、欧州のドローン実装のための規制の枠組みまで含めた運航管理に関する概念であるU-spaceが適用される空域で、欧州の全地球測位衛星システム「Galileo衛星」のOSNMA技術を活用し、ドローンやジェネラル・アビエーションの飛行データをブロックチェーン上に記録することを目的としている。

ユニフライは2022年11月より参画し、自社のUTMを提供して空域の安全性向上に貢献してきた。今回の実証実験では、デジタルEGNSS/IoTデバイスを搭載したドローンを用い、港湾エリアでのドローンの運航監視の効率化や飛行承認の簡略化が検証された。結果として、飛行データの信頼性が向上し、各地域の管制官が飛行承認を迅速に確認・承認できることが実証された。

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LOGISTICS TODAY編集部
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