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独ルフトハンザカーゴ、現地SCイベントに出展

2025年4月11日 (金)

国際貨物航空大手のルフトハンザカーゴ(ドイツ)は9日、「ドイツサプライチェーンデー」に参加すると発表した。

サプライチェーンデーは、ロジスティクス協会(BVL)が2008年に立ち上げたイベント。24年は8か国から151の参加企業・機関、3450人の参加者が集まった。同社はことしのイベントで、フランクフルト航空貨物ハブの拡大、医薬品ロジスティクス、ロジスティクスでの女性のキャリアに焦点を当てる。

同社はフランクフルトの空港敷地内での限定ツアーを行い、その取り組みなどについて紹介する。空港には同社最大の物流センターがあり、総面積は33万平方メートル、取扱量は週に2万トンとなっている。同社はこのセンターをさらに拡張し、30年までにヨーロッパで最も近代的な航空貨物ハブに拡張する予定だ。

イベントでは、医薬品ロジスティクスにおける同センターの機能を紹介。同センターは18年には繊細な温度管理が必要な航空貨物輸送のためのヨーロッパ最大級のハブとして拡張され、8300平方メートルに3つの異なる温度帯で最先端のインフラを備えている。同社はCEIVファーマ認証を取得しており、世界最大級の医薬品ネットワークを実現している。

ロジスティクスでの女性のキャリアについては、同社の管理職の女性たちが仕事についての考えを話し、彼女たちがどのように業界に変化を与えているかを紹介する。国際航空運送協会(IATA)が定める「25by2025」イニシアチブの一環として、各航空会社は25年までに管理職に占める女性の割合を25%増やすことを掲げているが、同社はさらに上の目標として30%を掲げ、24年9月に達成した。今後数年間で、ロジスティクスのエキスパートや管理職の女性の割合をさらに高めるとしており、ロジスティクス業界での女性のキャリアを支援・支援する取り組みやプログラムへ投資を実施している。

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LOGISTICS TODAY編集部
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