
▲PowerX Cube設置イメージ(出所:日本航空)
M&A日本航空(JAL)は11日、JAL Agriport(ジャルアグリポート、千葉県成田市)、パワーエックス(東京都港区)と共同で、再生可能エネルギーを活用したカーボンゼロ農業モデルの実証実験を開始すると発表した。まずはJAL Agriportの施設に蓄電池と太陽光パネルを導入し、いちごを一年中安定生産する取り組みをことし7月から始める。
実証では、パワーエックス製の産業用蓄電池「PowerX Cube」を設置し、太陽光発電との併用により電力の地産地消を図る。これにより、夏季など高単価で販売可能な時期にもいちごの出荷が可能になり、農業収益の向上が期待される。物流面では、JALグループの国内外輸送網を活用し、農産品の高付加価値輸出体制を構築し、日本産いちごのブランド力強化と販路拡大を図る。
今後は、同様の農業モデルを他地域にも展開し、複数拠点での運営を進めるとともに、農業以外の分野でも再生可能エネルギーやカーボンクレジットを活用した環境事業の事業化を目指す。
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