環境・CSR今治造船(愛媛県今治市)は15日、グループ会社の正栄汽船と共に、香川県琴平町の金刀比羅宮が進める「旭社令和の大改修プロジェクト」に3000万円を寄付したと発表した。寄付は企業版ふるさと納税制度などを活用したもので、香川県庁で行われた感謝状の贈呈式には香川県知事や琴平町長、金刀比羅宮の関係者らが出席した。

▲感謝状贈呈式の様子(出所:今治造船)
旭社は1845年に完成した重要文化財で、四国最大級の木造社寺建築として知られる。老朽化が進んでおり、特に2階部分の屋根材のシロアリ被害や柱にも深刻な損傷が確認されている。このため一部解体を含む保存修復工事が計画されており、2029年の着工、42年の完成を目指して調査が開始された。
金刀比羅宮は「こんぴらさん」として親しまれ、海上安全の守護神として信仰されている。御本宮は象頭山の中腹に位置し、785段の石段を登って多くの参拝者が訪れる名所である。
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