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プリンターメーカー6社、プラスチック回収で実証

2013年10月18日 (金)

行政・団体回収ボックスイメージ家庭用プリンターの使用済みインクカートリッジを共同回収する「インクカートリッジ里帰りプロジェクト」を実施しているブラザー、キヤノン、デル、エプソン、日本HP、レックスマークのプリンターメーカー6社は17日、リサイクルにつながる「環境動線」の構築を目指し、環境省が実施する実証事業「製品プラスチックなどの効率的な回収システムの構築、再資源化ビジネス支援」に参加すると発表した。

実証事業への参加は、2月に行われた前年度の実証事業に続いて2回目。日本環境設計(東京都千代田区)が事務局となり、「PLA-PLUS(プラプラ)プロジェクト」という名称で、プラスチック製品の回収とリサイクルに関する社会実験を実施。これにより、消費者が不要となった製品をリサイクルなどにつなげる環境動線の構築を目指す。

2008年4月から「里帰りプロジェクト」を共同で実施しているプリンターメーカー6社は、実証事業の趣旨に賛同し、「PLA-PLUSプロジェクト」に参画する企業の店舗で、使用済みインクカートリッジを回収する。

回収された使用済みインクカートリッジは、里帰りプロジェクトと同様に、「エプソンミズベ」(長野県諏訪市)で仕分けされて各社に送られ、再資源化などのリサイクルを行う。