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コマーシャル・アールイー、再生計画確定受け100%減資へ

2010年12月13日 (月)

話題民事再生手続き中のコマーシャル・アールイーは13日、甲斐田啓二社長を割当先として、第三者割当による新株発行を行うと発表した。

 

今回の新株発行は、既存株主から発行済全株式を無償で強制的に買い取り、100%減資したうえで清算結了まで会社を存続させるための措置で、同社では「株主には大変申し訳ないことだが、少しでも弁済額を上積みできるよう、甲斐田社長ひとりの会社となって弁済に取り組むために必要」と説明している。

 

同社は裁判所の承認に基き、28日に100%減資を実行後、同時に甲斐田氏に対して1株を額面1万円で発行し、資本金を5000円、資本準備金を5000円とする。既に全事業を公共建物に譲渡しており、2012年3月の清算結了を目指して残存資産の譲渡などに取り組んでいる。