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川西倉庫、ベトナム農水産物貯蔵会社を子会社化

2025年4月16日 (水)

M&A川西倉庫は15日、ベトナムの物流会社TOAN PHAT LOGISTICS JOINT STOCK COMPANY(TPL)の株式51.0%を取得すると発表した。TPLは、ベトナム経済の中心地ホーチミン市と農水産物の一大産地メコンデルタの中間に位置する工業団地で物流事業を展開し、産地からの農水産物の貯蔵施設として重要な役割を担っている。

株式取得はことし7月頃を予定し、TPL株主2人から発行済株式の51.0%(2550000株)を譲り受ける。取得後、TPL社は連結子会社となり、2026年3月期第3四半期から損益を連結決算に反映する。ベトナムは23年に総人口が1億3000万人を突破し、実質GDP成長率は5.05%を記録。同社は、この成長著しいベトナム市場での倉庫事業参入を通じて、国際物流事業の拡大を目指す。

また同日、若松康裕会長が6月25日に開催予定の第168回定時株主総会終結の時点で退任すると発表した。退任の理由は任期満了によるもので、同氏は退任後、グループ内での新たな役職就任の予定はない。同社は、取締役会長退任後も法令及び定款で定める取締役の員数を満たしているため、新たな取締役を選任しない予定だ。

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LOGISTICS TODAY編集部
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