調査・データTerra Drone(テラドローン、東京都渋谷区)は15日、経済産業省による2023年度補正「グローバルサウス未来志向型共創等事業費補助金(三次公募)」に採択され、アラブ首長国連邦(UAE)とサウジアラビアで、ドローンと空飛ぶクルマの運航管理システム(UTM)に関する実証、調査を行うと発表した。両事業は2026年2月28日までの実施を予定しており、物流領域を含む現地の社会実装と事業化に向けた取り組みを進める。
UAEでは、物流ドローンとUTMの相互運用性を確認する実証実験を行う。この取り組みでは、航空安全や運用拡張性などの観点から、同国での物流ドローンインフラ構築に向けた検証を実施。また、UAEとサウジアラビア両国で、UTMの事業化可能性を見据え、ドローンや空飛ぶクルマの普及を支援する制度構築や展示会出展、視察交流の場を通じた理解促進を行う。
同社は測量や点検、農業など幅広い分野でドローン運航支援を展開し、運航管理システムは世界10か国で導入されている。今回の中東展開は、同社が目指す「低空域経済圏のグローバルプラットフォーマー」としての基盤強化を図るものとなる。
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