調査・データテラドローン(東京都渋谷区)は23日、インドネシアのジャカルタ郊外で運航管理システム(UTM)を活用した複数ドローンの実証実験を22・23日に実施したと発表した。この取り組みは、経済産業省の「グローバルサウス未来志向型共創等事業費補助金」を受けて実施されたもので、インドネシア国内でUTMを用いた初の複数ドローン運用となる。
実証実験では、農薬散布(農業)、配送(物流)、監視・点検(セキュリティ)の3つのシナリオを想定し、複数のドローンを飛行させた。実験にはインドネシアをはじめ、ASEAN諸国や中東諸国の航空局、政府関係者、ドローン関連企業代表ら118人が参加した。
インドネシアはドローン点検や農業、離島物流などで市場拡大が期待される地域であり、UTMの導入により効率的な運航管理が可能になる。同社は今回の実証を通じて、UTMの商業化を推進し、ジャカルタや建設中の新都市ヌサンタラなどにおけるドローン利用を促進する方。
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