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テラドローン、運航管理のユニフライを子会社化

2023年8月22日 (火)

M&Aテラドローン(東京都渋谷区)は22日、グループ会社のユニフライ(ベルギー)の株式取得を行い、株式保有率が51%となったことで子会社化したと発表した。ドローンや空飛ぶクルマの運航管理事業の拡大を図る。

ユニフライはカナダ・スペイン・ドイツ・サウジアラビアなど8か国以上に航空管制サービスプロバイダー向けの運航管理システムを提供している。テラドローンはユニフライが世界各地で蓄積してきたドローン用の運航管理システムの知見や事例を日本の事業に活用し、政府や公的機関とも連携しながら、国内のドローン事業の活性化を目指す。また、カナダで導入されている飛行従量課金モデルを参考にし、国内での空のインフラ整備に生かす。

テラドローンは、昨今のドローンを物流や災害対応などの分野で活用するための運航管理の需要の高まり受け、ユニフライを子会社化すること、事業戦略の統合をさらに進める狙いがある。テラドローンは2016年から、空飛ぶクルマやドローンを活用したソリューションサービスを提供しており、飛行経路の設定や、安全な飛行計画に必要な人口密集地や天候情報の確認が可能な運航管理システム「Terra UTM」の研究開発を進めている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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