
▲MOU締結式の様子(出所:テラドローン)
国際Terra Drone(テラドローン、東京都渋谷区)は3日、サウジアラビアのエネルギー・化学大手アラムコと、ドローンやAI(人工知能)技術の活用による技術革新を目的とした戦略的パートナーシップに関する覚書(MOU)を締結したと発表した。
テラドローンは、2023年にアラムコ系ベンチャーキャピタルから出資を受け、サウジアラビアに現地法人Terra Drone Arabiaを設立。ドローンを活用した点検・測量・運航管理ソリューションを現地に展開してきた。今回のMOUを通じて、研究開発、実証、トレーニング、技術展開を一層加速させるとし、エネルギー分野での業務効率化と安全性向上を図る。
物流面では、同社が提供するドローンソリューションが、石油・ガス産業のインフラ点検や測量での迅速なデータ収集を可能にし、輸送ルートや設備保守の効率化に寄与する。今回の連携は、サウジアラビアの経済多角化を支えるVision 2030の実現にも寄与するものと考えられており、同国のドローン産業の発展と人材育成に貢献する。
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