調査・データ国土交通省が23日発表した内航船舶輸送統計によると、今年1月の総輸送量は重量ベースで2416万8000トンとなり、前年同月比0.2%増だった。内訳は貨物船が1443万7000トンで同0.2%増、油送船が858万6000トンで1.0%減、プッシャーバージ・台船が114万5000トンで9.0%増だった。
主要品目を見ると、重量ベースでは鉄鋼がトップで264万9000トン(2.7%増)、次いで石灰石の262万トン(4.1%増)、揮発油の258万4000トン(4.2%減)が続いた。前年同期比で最も増加したのは原油で22.5%増の183万8000トン、次いで砂利・砂・石材で8.4%増の108万4000トン、石炭が5.3%増の130万5000トンと続いた。
最も減ったのは、その他の石油及び石油製品で11.4%減の106万9000トン、次いで重油が10%減の183万8000トンだった。
燃料消費量の合計は、1億7192万1000リットルで前年同月比0.6%増だった。内訳は、大型鋼船が1億2710万1000トンで同0.5%増、小型鋼船が4268万トンで同0.7%増、プッシャーバージ・台船が214万1000トンで、同9.5%増だった。
また、航海距離の合計は、1003万5000キロメートルで同0.9%増だった。 内訳は大型鋼船518万4000キロで同0.1%増、小型鋼船が469万2000キロで1.8%増、プッシャーバージ・台船が15万9000キロで0.6%増だった。
輸送効率は、内航船舶の合計が40.46%。用途別にみると、貨物船は40.80%、油送船は39.76%、プッシャーバージ・台船は42.71%だった。
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