フードコープデリ宅配は28日、米の供給状況改善策として国産の「ブレンド米」を追加調達し、7月初旬頃まで毎週案内すると発表した。
同社によると、2024年産米の確保量は前年の7割にとどまっており、秋以降の新米出荷までつなげるため、現在抽選での供給を実施している。この抽選制では商品ごとに在庫数が異なるため当選率に差が生じているという。
背景には農産物の生産コストの高騰がある。肥料、燃料、輸送費、機械のメンテナンス費などが上昇する一方、買取価格に十分反映されず、生産量減少や農家の廃業が進行。日本の主要農業従事者の平均年齢は68.7歳に達している(23年農林水産省調査)。
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