イベント高圧ガス保安協会は、2025年度の高圧ガス移動監視者のオンライン講習を開催する。タンクローリやトラックで法定数量以上の高圧ガスを輸送する際には、輸送中の保安状況を監視し、応急処置を施すことができる国家資格保持者である「移動監視者」の乗務が義務付けられている。
講習受講・受検料については、本年4月より2600円引き下げられ、新しい料金は1万3200円となった。対象となる高圧ガスには、圧縮ガス、液化ガス、特殊高圧ガスの3種類がある。
圧縮ガスでは容積300立方メートル以上の可燃性ガス・酸素、容積100立方メートル以上の毒性ガスが対象である。液化ガスでは質量3000キロ以上の可燃性ガス・LPガス・酸素、質量1000キロ以上の毒性ガスが対象となる。特殊高圧ガスにはモノシラン、ジシラン、アルシンなど7種類のガスが含まれ、数量に関係なく移動監視者が必要である。
2025年度の受付は残り3回となっており、第1回は5月20日から6月2日までが受付期間、8月1日から8月21日までが講習期間、検定は8月31日に実施される。
第2回は7月15日から7月28日までが受付期間、10月21日から11月10日までが講習期間、検定は11月21日である。
最終回は11月4日から11月17日までが受付期間、2026年1月23日から2月12日までが講習期間、検定は2月20日に実施される。
オンライン講習では、講習期間内に14時間分の動画をオンラインで視聴可能。受講者の都合に合わせて視聴スケジュールを調整でき、検定試験日の前日まで繰り返し動画を視聴することができる。また、パソコン以外にも、スマートフォンやタブレットでも視聴可能。
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