認証・表彰DHL(ドイツ)は4月28日、米調査会社ガートナーが発表した「2025年版サードパーティ・ロジスティクス(3PL)マジック・クアドラント」において、リーダー企業として認定されたと発表した。この評価は、同社にとって通算10回目となる。
ガートナーのマジック・クアドラントは、各業界の主要企業を「ビジョンの完全性」と「実行能力」の2軸で評価し、4つの象限に分類する市場分析レポートである。3PL分野においては、物流業務を外部に委託する企業にとって、信頼性の高いパートナー選定の指標とされている。

(出所:DHL)
同社は、AIを活用した予測モデルやシナリオ分析により、サプライチェーン上の潜在的な混乱を早期に察知し、適切な対応を可能にしている。また、グローバルネットワークの強化により、地政学的リスクに左右されにくい体制を構築し、世界各地で安定した物流サービスを提供している。さらに、eコマース、サービスロジスティクス、返品・梱包サービスなどの付加価値業務も展開し、サプライチェーン全体の効率化と可視化を推進。環境面では、二酸化炭素排出削減を支援する「GoGreen PLUS」製品を通じて、顧客のサステナビリティ目標の達成にも貢献している。
同社は、サプライチェーンの複雑性を解決することで顧客に貢献し、戦略的パートナーとしての地位を確立したとしている。
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