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プレックス調べ、給与より人間関係が定着のカギ

2025年5月13日 (火)

調査・データプレックス(東京都中央区)は13日、同社が運営する運送・建設・技術職求人サイト「プレックスジョブ」を通じて転職したドライバー職1421人を対象に実施した調査結果を発表した。

調査によると、転職理由として最も多かったのは「給与・待遇」で、全体の29%。コロナ禍以降のネット通販拡大による物流需要増加や、観光客・出張需要の回復によるタクシー業界の活況を背景に、「ドライバー=稼げる職種」という認識が広がっているという。

「労働条件・環境」に関する不満や、「会社の将来性への不安」も主要な転職理由となっている。タクシー業界の隔日勤務や物流会社の早朝・夜間勤務など、働き方の選択肢が多様化していることも転職を後押ししている。

転職先選択の決め手も「給与・待遇」が23%と最多だが、「人柄・雰囲気」を挙げる回答も多い。「社内の雰囲気が良さそう」「上司や社員が親切だった」といった人間関係への安心感が重要視されている。

興味深いことに、入社後に「転職して良かった」と感じた点については、「人間関係・職場の雰囲気」が23%で最多となった。「社員同士が挨拶し合う雰囲気」「営業所の上司や先輩の親切さ」など、日常的な人付き合いのストレスの少なさが高く評価されている。

また「隔日勤務で自由時間が増えた」「残業が少なくなった」など、勤務形態の柔軟性や休暇の取りやすさを評価する声も目立った。

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LOGISTICS TODAY編集部
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