ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

川西倉庫決算、増収も海外子会社の業績受け減益

2025年5月13日 (火)

財務・人事川西倉庫は13日、2025年3月期の決算を発表した。売上高は前年比2.2%増の255億4200万円、営業利益は同11.4%減の10億2700万円、最終利益は6.3%減の7億4600万円と増収減益だった。

国内物流事業セグメントの売上高は前期比1.6%増の207億800万円、セグメント利益は同5.1%増の17億4000万円だった。倉庫業は貨物の入庫高、出庫高、保管高が前期を下回ったものの、保管単価の上昇などにより全体としては増加。港湾運送業務は前期に好調だった反動もあり減少した。貨物運送取扱業務は貨物の取扱いが好調に推移したことにより増加。流通加工業務は選別作業などの取扱いが増加し、物流施設の賃貸業務も増加した。利益は人件費の増加があったものの、営業収益の増加に加え修繕費などが減少し最終増益となった。

国際物流事業セグメントの売上高は前期比5.3%増の44億7500万円、セグメント利益は同47.8%減の1億7800万円だった。22年に設立したアメリカの子会社が本格稼働したほか、国際運送取扱が堅調に推移したことにより収益は前期を上回った。利益は他の海外子会社の業績が低調に推移したことが影響し減益となった。

26年3月期の通期予想は、売上高は6.9%増の273億円、営業利益は9%増の11億2000万円、最終利益は1.8%増の7億6000万円とした。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com