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オートストア、完全自動農業システムを試験運用

2025年5月19日 (月)

サービス・商品自動倉庫システムのオートストア(ノルウェー)は14日、農業技術開発を行うワンポイントワン(米国)と完全自動垂直農法システム「Opollo Farm」(オポロ・ファーム)について発表した。

(出所:オートストア)

同システムは照明、給水、空調(HVAC)などの管理を自動化する完全統合型の垂直農法プラットフォーム。ロボットが立方体状の貯蔵グリッド上を移動して水やりを管理し、高度なソフトウエアが各植物の状態を継続的に監視し、リアルタイムで条件を調整する。その結果、従来の農法の半分の時間で収穫可能な野菜が完成するという。

従来の農場とは異なり完全に屋内で稼働し、植物の環境を完全に制御。コンパクトな設計により、都市中心部の近くや配送拠点と併設することができ、床面積を最大限に活用することができる。

オポロ・ファームは現在試験運用段階にあり、農薬を使用せずに新鮮な野菜やハーブを生産。今後規模を拡大し、新たな作物品種の探索も計画している。

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LOGISTICS TODAY編集部
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