サービス・商品自動倉庫システムのオートストア(ノルウェー)は25日、カナダの靴小売業ソフトモックの物流業務で、自社の自動倉庫システムが採用されたと発表した。導入はシステムインテグレーターのエレメントロジックが担当し、倉庫内の作業効率とスピード、拡張性の向上を図る。
導入されるシステムは、最大10万個の保管用ビン(425ミリ)を搭載し、42台の「R5+Pro」ロボットと8か所のカルーセルポートを備える。これにより、ピッキングから梱包、出荷までの作業が迅速かつ高精度に行える体制を構築した。また、3225フィート(983メートル)のコンベヤーネットワークと連携し、物流フローの最適化も実現した。
同ソリューションにより、1ビンあたりの平均取り出し時間は27秒に短縮され、業界トップクラスの処理能力を誇る。ソフトモックでは、作業効率の向上に加え、床面積と人件費の削減も期待しており、今後の需要増加に対応可能な柔軟な体制を確保した。
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