電算インフォ、冷蔵倉庫業向け寄託保管管理を刷新

サービス・商品電算インフォメーション（静岡県静岡市）は20日、冷蔵倉庫業向けの寄託保管管理システム「COOL!Manager」を大幅にリニューアルし、新機能を搭載したと発表した。同システムでは、入出庫伝票の入力だけで保管料計算や在庫管理が完了し、不定貫商品の重量管理や名義変更、通関処理など倉庫業務の負担軽減を図る。

▲（左から）入庫画面、出庫画面（クリックで拡大、出所：電算インフォメーション）

今回のリニューアルでは、不定貫商品の正確な在庫・請求管理、名義変更履歴の追跡、保税貨物台帳のExcel（エクセル）出力対応など、業務の自動化と効率化を強化した。さらに、ロットや定番品の管理によりトレーサビリティを確保し、仮出庫処理で現場作業の短縮も可能にした。5つの汎用マスタを搭載し、多様な品目に柔軟に対応する。

物流業務の正確性やスピードが求められるなかで、今回の機能強化により冷蔵倉庫の現場では出庫作業の効率化、在庫のリアルタイム把握、請求漏れの防止が可能となる。

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LOGISTICS TODAY編集部
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