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ダイハツIE、舶用LNGエンジンの触媒装置実証

2025年5月21日 (水)

調査・データダイハツインフィニアース(ダイハツIE、大阪市北区)は20日、三菱重工マリンマシナリ(MHI-MME)、三菱造船と共同開発した舶用LNGエンジン向けメタン酸化触媒装置の実証試験を開始すると発表した。

試験は、KEYS Bunkering West JapanのLNGバンカリング船「KEYS Azalea」に同装置を搭載し、日本郵船の協力を得て実施する。対象機関は、LNGと重油の両方を燃料とする「6DE23DF」で、未燃メタン(スリップメタン)を酸化処理することで、GHG(温室効果ガス)の排出抑制を目指す。陸上試験ではメタン酸化率が70%を超える初期性能を確認済みで、今後1年間の実船試験に移行する。

本装置は、三菱重工マリンマシナリの設計製造技術、三菱造船の搭載技術、ダイハツインフィニアースのエンジン最適化技術を融合したもので、脱炭素化と船舶環境対策の一環として位置付けられている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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