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ダイハツDのエンジンでLNG燃料RORO船就航

2025年4月2日 (水)

(出所:ダイハツディーゼル)

ロジスティクスダイハツディーゼルは1日、自社のLNG(液化天然ガス)デュアルフューエル機関「6DE23DF」が主発電機関として搭載されたLNG燃料RORO船「TRANS HARMONY GREEN」が2月3日に就航したと発表した。

同船は三菱造船が建造し、トヨフジ海運が運航、FENG LI MARITIME CORPORATIONが船主を務める。全長195メートル、全幅30.6メートル、総トン数4万9500トン、航海速力19.5ノット、積載能力は3000台。日本-東南アジア航路におけるRORO船として初めてLNG燃料仕様を採用した点が特徴で、環境性能に優れる。同機関はLNGと軽油の両方を燃料として使用可能で、従来の重油焚船に比べてCO2排出量を25%削減し、硫黄酸化物(SOx)排出もほぼゼロに抑えられる。

LNGを用いた同船の就航により、トヨフジ海運のアジア向け物流サービスの脱炭素化を加速させる。同社は環境負荷の低減を重要課題として位置付けており、今後も温室効果ガス削減や資源の有効活用を通じ、持続可能な物流社会の実現に寄与する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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