サービス・商品アンビシャス(大阪市中央区)は21日、都市部を中心に需要が拡大するトランクルーム市場の現状と今後の展望を公表した。住宅事情の変化や在宅勤務の普及、高齢化に伴う一時保管需要の増加などを背景に、物流機能と連携したサービスの強化が進んでいるという。
同社は、スマートロックによる24時間対応や無人管理型施設の普及、防犯性と空調管理技術の高度化といった利便性の向上に加え、EC(電子商取引)利用者向けの在庫管理・発送支援など物流連携型サービスの充実が進展していると説明。また、物流業界と連携した搬出入サービスや、法人向けストレージ事業の成長が市場拡大を支えているとした。
今後は、都市部に加え地方都市での展開拡大、空き家活用や不動産業界との協業による新たな物流モデル創出の可能性にも言及。引っ越しや保管サービスを統合した一括支援体制の構築など、トランクルーム市場の物流との融合が新たな成長の鍵になるとしている。
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