調査・データトランクルーム事業を手がけるアンビシャス(大阪市中央区)は、市場調査結果を発表した。2023年時点で市場規模は推定900億円、拠点数は全国で1万超に達する。都市部では居住スペースの狭さから、屋内型トランクルームの需要が特に高い。これらは高いセキュリティや利便性、空調管理などが評価されている。一方、郊外では低コストで大型荷物向きの屋外型施設も健在で、市場全体では屋内型が6割、屋外型が4割を占める。
利用目的は多様で、都市部の住宅事情や高齢者の生前整理、遺品・家財の一時保管に加え、法人によるBCP対策や在庫・書類保管も進んでいる。テクノロジー面ではスマートロックや顔認証、IoTによる温湿度管理、AIによる収納提案なども進展し、非接触型サービスが拡大している。
今後も数%の年成長率を維持し、2030年にはさらに市場規模が拡大する見通し。都市部での供給不足や地方展開の進行が、成長を後押しすると見られている。
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