ホンダ、中国四輪車事業拡大へ新法人設立

荷主本田技研工業は5日、中国の四輪車研究開発・部品調達・生産機能を強化し、新法人「本田技研科技（中国）」を1日付で設立したと発表した。

現在の本田技研工業（中国）投資有限公司広州分公司の機能を移管し、現地化を進めながら中国四輪車事業を拡大していく。新法人は2014年1月から稼働を開始する計画で、16年1月に広州市内に新たな社屋を建築して移転する。

同社は13年から15年までの3年間で12モデルの新機種発表とフルモデルチェンジを計画しており、このうち現地で開発した2機種を含む5機種が中国専用機種となる。この後もさらに事業の現地化と拡大を計画していることから、必要な開発・購買部品調達・生産の体制を構築するために新会社を設立することにしたもの。