行政・団体川崎車両(東京都港区)、日本貨物鉄道(JR貨物、渋谷区)、鉄道総合技術研究所は23日、鉄道輸送用液化水素タンクコンテナの開発を進めると発表した。3者が提案したプロジェクトが、NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)の「需要地水素サプライチェーンの構築に係る技術開発」に採択された。
本事業では、鉄道輸送に適した高断熱性・蓄圧性能・振動耐久性を備えた30フィート級の液化水素タンクコンテナの試作を実施し、40フィート級への拡大も視野に入れて技術開発を進める。完成後は鉄道輸送による試験を行い、安全性と荷役作業への適応性も評価する。
川崎車両が開発・製造を担い、JR貨物が輸送試験、鉄道総研が安全性評価を担当する。期間は2025年度から27年度まで。既存の鉄道インフラを活用することで、内陸部や地方の水素需要地への効率的な供給を目指す。
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