拠点・施設エア・ウォーターは27日、熊本県大津町にデジタル・半導体関連事業の複合拠点「エア・ウォーターグループ熊本事業所」を開所したと発表した。生成AI(人工知能)の普及などによるエレクトロニクス分野の需要拡大を背景に、物流・技術・営業機能を集約した施設で、半導体メーカーや周辺関連企業への対応力を強化する。

▲エア・ウォーターグループ熊本事業所(出所:エア・ウォーター)
同事業所は、半導体材料ガスや薬液などの供給に加え、装置のメンテナンスや材料マネジメントなどの物流サービスを担う。敷地面積は3万4487平方メートルで、危険物・毒劇物・一般物の各倉庫やメンテナンス機能を備えた事務所棟を配置。将来的には産業ガス製造プラントや倉庫設備の増強を図る。
同社は1月に神奈川県平塚市で新製品開発拠点、4月に堺市でエンジニアリング拠点を開所しており、今回の熊本事業所の開所により、九州地域での事業基盤を強化する。
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