
▲災害用トイレトラックの車体(出所:茨城県取手市)
行政・団体茨城県取手市は28日、災害時の衛生環境を確保するために導入した「災害用トイレトラック」を、市役所にて披露したと発表した。また同日には、助けあいジャパンとの間で災害派遣に関する協定も締結した。これらはいずれも茨城県内で初の取り組みとなる。
トラックは全長6.98メートル、全幅2.23メートル、全高3.24メートルで、洋式水洗トイレ4室と多機能トイレ1室の計5室を備える。多機能トイレには、電動車イスリフターやおむつ交換台なども設置されており、災害時の断水・停電下でも使用可能なソーラー発電システムと清水・汚水タンクを搭載している。1回の給排水で最大1300回の使用が可能だ。
また、同市は同プロジェクトにより、全国32自治体とトイレトラックによる相互支援体制を構築し、有事の際の迅速な派遣を目指す。平常時にはイベントや防災講座などで展示・啓発に活用される。
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