環境・CSRあわら市(福井県)は11日、佐川急便と「災害時における支援物資の受入及び配送等に関する協定」を締結したと発表した。大規模災害発生時における避難所への支援物資供給体制を強化し、物流の専門的なノウハウを活用した迅速かつ確実な物資配送体制の構築を目指す。
協定は6月2日に締結された。災害発生時には、市からの要請に基づき佐川急便が支援物資の配送計画策定や配送業務を担うほか、物資拠点での荷卸し、仕分け、分配、積み込みなどの荷役作業を実施する。また、必要な人員や機材の提供、支援物資の受入や配送に関する専門的な助言、要員派遣なども行う。

▲佐川急便との災害協定締結式(出所:福島県あらわ市)
近年の災害では、支援物資が被災地に届かない、あるいは特定地域に偏るといった課題が指摘されている。本協定は、民間物流のノウハウを活かし、物資の受入から配送までを一体的に行うことで、市内で大規模災害が発生した際に、食料や生活必需品などの支援物資を被災者へ安定的に供給し、生活の早期安定を図ることを目的としている。
物流面では、被災者ニーズの把握も協定内容に盛り込まれた。配送時に得られた情報を活用し、必要な物資を必要な場所へ届ける体制づくりを進める。
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