財務・人事認知ロボットを開発するニューラ・ロボティクス(ドイツ)は10日、シリーズCラウンドで最大14億ドルを調達すると発表した。ヒューマノイド
や認知ロボットが実空間で学習し、能力を共有するフィジカルAI(人工知能)基盤の拡張に充てる。出資にはTether、Qualcomm Technologies、Amazon、NVIDIA、Bosch、Schaeffler、欧州投資銀行などが参加する。
ニューラは、ロボット、AI、センサー、エッジコンピューティング、大規模学習基盤を統合したプラットフォーム「Neuraverse」を構築している。従来の産業用ロボットのように個別用途に閉じた自動化ではなく、複数のロボットが実環境で得た技能や知見を共有し、製造、物流、医療、サービス、家庭向けなど幅広い領域で活用する構想だ。
今回の資金調達により、認知ロボットやヒューマノイドの世界展開、Neuraverseの拡張、実環境でロボットを訓練する「NEURA Gyms」の整備、製造・展開体制の増強を進める。2030年までに数百万台規模の量産を目指すとしている。
同社は今後、オープンで相互運用可能なロボット基盤を整備し、工場、物流施設、医療現場、家庭などへの導入を進める方針だ。
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