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インドネシア、日本の運送業の過積載対応に関心

2010年12月20日 (月)

行政・団体国土交通省は20日、インドネシア運輸省と共同で15日に開催した「日インドネシア物流ワークショップ」の概要を発表した。

 

このワークショップは、ASEAN地域の物流改善を目的として2008年11月の第6回「日ASEAN交通大臣会合」で実施することが位置付けられたもので、両国の官民合わせて約60人が参加し、物流政策や両国が抱える物流の課題について実務的観点からの活発な意見交換を行った。

 

日本側からは国交省、日本インターナショナルフレイトフォワーダーズ協会(JIFFA)、日本パレット協会、インドネシア側からは運輸省、財務省、インドネシアフォワーダーズ協会(INFA)など、日系を含む現地物流事業者が多数参加した。

 

意見交換では、インドネシア側から、日本のトラック運送業での過労運転や過積載の問題など安全への対応のほか、JIFFAが行っている各種講座やセミナーなどの活動に関心が示された。日本側からは、インドネシアでの税関手続きに時間を要しているケースがあるといった指摘があった。