JR4社、コメを生活応援価格で提供キャンペーン

ロジスティクス北海道旅客鉄道（JR北海道）、東日本旅客鉄道（JR東日本）、西日本旅客鉄道（JR西日本）、九州旅客鉄道（JR九州）の4社は9日、高騰する米価の状況を受け各グループのネットワークを活用し、2024年産の銘柄米の手頃な価格での販売や政府備蓄米の販売などの生活応援に取り組むと発表した。

JR北海道では、JR北海道フレッシュキヨスクが運営するEC（電子商取引）サイト「北の特急便」などで北海道産の銘柄米を20％オフで提供する。期間は16日から30日まで。

JR東日本では4件のキャンペーンを行う。1件目はアイリスグループと連携し、荷物輸送サービス「はこビュン」により新幹線で輸送した政府備蓄米の販売会をJR東京駅・上野駅で開催。アイリスオーヤマの政府備蓄米、22年産「和の輝き」キロ2160円（税込）で販売する（事前予約受付終了済）。2件目は12日から18日まで「JRE MALL」で24年産の銘柄米を手頃な価格で販売する「生活応援キャンペーン」を実施する。また数量限定・期間限定で「クーポン割引30％オフ＋JRE POINT12倍還元」キャンペーンを実施する。3件目は随意契約による政府備蓄米の販売を行う。21年産の備蓄米を5キロ1800円（税別・送料別）にて、JRE MALL内「お取り寄せきっぷ」ショップで6月中旬より予約販売する。商品の配送は6月下旬以降を予定。4件目は銘柄米を生活応援価格で販売するキャンペーン・販売会を実施する。「JRE MALL」にて生活応援価格の銘柄米やお得な「パックごはん」を販売するキャンペーンを展開。産地より銘柄米などを「はこビュン」で輸送し、駅での生活応援価格での販売会を随時開催する。

JR西日本では、同社が運営するECモール「WESTERモール」、産直オンラインショップ「DISCOVER WEST mall」にて、対象の米（銘柄米・ブレンド米）5キロあたり実質3000円台（税込・送料込）で提供するキャンペーンを実施する。期間は12日から30日までで、WESTER会員限定・数量限定・期間限定でクーポン割引に加えWESTERポイント10倍を還元する。

▲イメージ写真（出所：JRE MALL ）

JR九州ではふるさと納税サイトにて米返礼品のポイントアップを行う。JR九州商事が運営するふるさと納税ポータルサイト「九州ふるさと納税byJR九州」にて米の返礼品の寄付を行った人に対しJRキューポを10倍進呈する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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