調査・データJFE物流(東京都千代田区)は16日、JFE瀬戸内物流(岡山県倉敷市)、DeepX(東京都文京区)と共同で、JFEスチール西日本製鉄所(倉敷地区)構内におけるスラグ破砕作業の自動化実証を開始したと発表した。

▲自動化システムを搭載した熱間ブルドーザ(出所:JFE物流)
同実証は、高温の溶解スラグ処理を担うブルドーザー作業を自動化する取り組みで、GNSSやIMU、傾斜計などのセンサーを駆使して機体や作業装置の状態を高精度に把握し、凹凸のある作業路面でも安定した自動運転を可能にする制御技術を導入した。作業範囲はリモート指示で対応し、自動経路計算による移動・破砕作業が行われる。
作業者の安全向上と労働環境の改善を目的とし、同年度内の本格導入を予定している。JFE物流およびJFE瀬戸内物流は今後、スラグ処理におけるほかの作業についても自動化を進め、作業のDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進する。
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