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フェデックス、香港-欧州路線の搭載可能貨物量を拡大

2010年12月24日 (金)

ロジスティクスフェデラルエクスプレス(フェデックス)はこのほど、同社の香港発欧州ハブ(パリ)向けの直行便路線にボーイング777型フレイターを導入した。同型機の導入で、一週当たりの搭載貨物量はこれまでのMD-11型フレイターに比べて5万ポンド(約2万3000キロ)増える。

 

4月に香港からパリのシャルル・ド・ゴール国際空港内にある欧州ハブ向けの直行便路線を開設し、香港から欧州主要国向けの翌営業日配送サービスを開始。今回、同路線へ777型フレイターを導入することにより、フェデックスが同型機で運航するアジア発の路線は5つとなる。同社は1月に777型フレイターによる上海-メンフィス便の運航を開始したのを皮切りに、3月に香港-メンフィス便、7月にシンガポール-関西国際空港-メンフィス便、11月には-メンフィス便に777型フレイターを導入した。

 

フェデックスでは「777型フレイターはサービス向上に加え、最新鋭のエンジンテクノロジーの採用で排気量を18%削減するなど、環境面でもフェデックスに優位性をもたらしている。同型機への投資は2020年までに航空機のCO2排出量を20%削減するというフェデックスの目標達成に向けた重要な措置の1つだ」としている。