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段ボール市場、緩やかな拡大続く、矢野経研調べ

2013年11月29日 (金)

EC矢野経済研究所がこのほど発表した国内段ボール市場の調査結果によると、2012年の段ボール市場規模は132.8億m²、13年は12年比で0.9%増に拡大する見通し。

中期的には、段ボールは生産拠点の海外移転や人口減など構造的減少要因があるものの、近年の度重なる猛暑を背景としたペットボトル飲料需要の増加や、ネット通販の浸透による通販・宅配用段ボール需要の増加などを主要因として、横這いから微増で推移すると予測。17年の段ボール市場(段ボールシート生産高ベース)は、12年実績比1.8%増の135.2億m²に拡大する。

12年の段ボール市場は関東地区が4割超を占めた。東日本大震災の反動により、東北地区が5.7%増の高い伸びを示したものの、飲料需要の増加で清涼飲料の最大需要地の関東地区のシェアがさらに上昇した。

■詳細は下記URLを参照。
http://www.yano.co.jp/market_reports/C55120000