認証・表彰ビィ・フォアード(東京都港区)は10日、6月18日付で国土交通省から第二種貨物利用運送事業(国際航空)の認可を取得したと発表した。これにより、同社が展開する国際輸送サービス「ポチロジ」において、国内集荷を含むドア・ツー・ドアの航空輸送手配が可能となり、利便性を高める。
第二種貨物利用運送事業は、荷主の依頼を受けて鉄道、航空、船舶などの幹線輸送と、それに先行・後続するトラック集荷・配送を一貫して手配するもので、国際複合一貫輸送を提供する事業形態。事業者が荷主に対して運送責任を負い、日本を介する輸出入だけでなく、日本を経由しない3国間輸送も自由に行える。
ビィ・フォアードは2018年に第二種貨物利用運送事業(外航海運)の認可を取得し、「ポチロジ」を通じて200以上の国と地域への輸送サービスを提供してきた。これまでは日本から海外への輸送は可能だったものの、国内集荷ができず、荷主側が指定倉庫まで輸送する必要があった。今回、実運送事業者との業務取扱契約を整えたことで新たに国際航空分野での認可を取得し、国内集荷を含むより利便性の高い輸送サービスを実現する。
ポチロジは、中古車輸出を中心に構築した独自の物流ネットワークを活用し、越境EC事業者から個人まで幅広い顧客に対応する国際物流サービス。オンラインで簡単に見積もりが可能で、煩雑な輸出入手続きをワンストップで支援。EMSや国際宅配便が対応できない地域にも輸送できることが特長で、今回の航空輸送の取り扱い拡大によってさらなる利便性向上を図るとしている。
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