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セーラー万年筆、不採算部門から撤退

2010年12月27日 (月)

産業・一般セーラー万年筆は27日、ロボット機器事業部の一部であったエコロ部門から撤退することを決めた。2011年3月31日付で同事業を廃止する。

 

エコロ部門は、天然系緩衝材オカパックの製造・販売を行っている事業部門。同社は3期連続で営業損失を計上するなど厳しい事業運営が続いており、事業の選択と集中を進め、抜本的な事業再構築を通じて早期の黒字化実現を目指す方針。

 

こうした事業状況を踏まえ、不採算部門であるエコロ事業を廃止し、文具事業・ロボット機器事業に経営資源を集中する。

 

2009年12月期のエコロ部門は、売上高7500万円、売上総利益が300万円の赤字となっていた。廃止に伴い、発生する余剰人員は他事業部門への配置転換を行い、保有している機材、設備などは順次売却していく。