ロジスティクス日本郵便は22日、法人向けクラウド型送り状発行サービス「ゆうプリクラウド」の提供を開始したと発表した。
このサービスは、法人顧客が「ゆうパック」や「ゆうパケット」などの送り状をクラウド上で作成・発行できる仕組みで、従来の紙による申込手続きを不要とし、完全にオンラインで申し込みから利用開始までを完結できる。これにより、申し込みから24時間以内に利用を開始できるスピード感を実現した。利用には「JP Business ToolBox」へのログインが必要となり、料金後納契約を結んでいる法人が対象となる。
サービスの操作性も重視されており、送り状の登録と発行はCSVファイルを使った一括登録に対応し、最大で500件まで同時に処理可能となっている。送り状の発行状態は「発行待ち」「発行済み」「エラー」などに分類され、管理画面で一覧表示できる。また、マスタデータ登録により、よく使う宛先情報を事前に保存することで、データ入力の手間を大幅に軽減できるようになっている。
発送業務を支援する機能も充実しており、たとえば荷物を玄関先などに置く「指定場所ダイレクト(置き配)」や、配達の予定を受取人に通知する「eお届け通知」に対応。これらの情報を送り状に印字することが可能で、さらに出荷予定日から自動で配達可能日数を算出し、配達希望日時の記載にも対応する。受取人はLINEなどを通じて配達予定の通知を受け取り、都合の良い時間に変更することができる。
22日からサービスを提供開始しており、利用にあたっては料金後納契約、ゆうプリクラウドで利用する送り状種別に応じた運送業務委託契約の締結が必要となる。申し込みは「JP Business ToolBox」にログインし、専用フォームに必要事項を入力して送信すれば完了する。
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