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コメリ最大規模物流拠点が、和歌山で来年春稼動

2025年7月23日 (水)

財務・人事ホームセンターチェーンのコメリは22日に発表した2026年3月期第1四半期決算の中で、和歌山県橋本市で建設を進めている大型物流拠点「コメリ関西流通センター(仮称)」について、来年春に稼動する予定だと明らかにした。同社グループ最大規模の物流拠点で、総額120億円の整備費のうち、既に72億円を支払った。

新流通センターは和歌山県橋本市あやの台の工業団地に、同社の100%子会社でグループの物流を担う北星産業(新潟市南区)が開発、運営する。敷地面積は8万7383平方メートルで、延床面積7万8884平方メートル。関西地域での多店舗出店の要と位置づけられ、大阪府と奈良県、和歌山県のほか、三重県と滋賀県、京都府の一部地域を管轄する。

同センターには仕分けセンターや商品保管センター、資材センターなどを整備し、作業効率の向上を図り、新たな仕組みを導入することで生産性向上に取り組む。

同社は22年11月、新流通センター整備に向けて和歌山県、橋本市と進出協定を締結し、昨年6月に着工した。

同社は現在、ホームセンターの「パワー」「PRO」「ハード&グリーン」を全国展開しており、今年6月末現在の出展数は1229店舗となっている。国内3000店舗を目標に掲げており、物流拠点の整備による配送の効率化で、今後、関西エリアの出店態勢を強化する。

また、26年3月期では同センター整備のほか、35店舗の新規出店や既存店の改装などによる10%の売り場増強、各種システム導入などで総額300億円の投資を予定している。

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LOGISTICS TODAY編集部
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