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プロロジス、世界での持続可能性取り組み紹介

2025年7月25日 (金)

調査・データプロロジスは24日、世界20か国でのサスティナビリティ(持続可能性)への取り組みを紹介する「2024–2025年 グローバル・インパクト&サステナビリティレポート」を発行したと発表した。

同社は「短期的な成果を追い求めるのではなく、持続可能な価値の創出に取り組む」として、太陽光発電や車両充電インフラなどへの投資を進めているほか、地域への社会貢献にも積極的に取り組んでいる。

レポートによると、サスティナビリティへの取り組みとして、ドイツで顧客企業や地域の電力会社向けに電力を供給する複合的な太陽光発電を整備したほか、オランダでは自己修復型のコンクリート床を備えた物流施設が、バクテリアの胞子によってコンクリートのひび割れを修復し、環境負荷を軽減している

米国では、北テキサスで同社最大のバッテリー蓄電施設が稼働しており、2400世帯以上に電力を供給。南カリフォルニアでも北米最大規模の電動トラック充電ハブを運営し、1日あたり最大300台のトラックを充電している。

日本では「プロロジスパーク猪名川1・2」に整備した防災広場が、地域社会の重要な災害対応拠点として機能している。

また、「2040年までの温室効果ガス排出量ネットゼロ」の目標を達成するため、24年には19年比で温室効果ガス総排出量を36%削減した。

クリーンエネルギーの拡大にも取り組み、626メガワット以上の太陽光発電と蓄電容量を達成し、米国の10万世帯以上に相当する電力供給能力を実現。さらに、過去1年でEV(電動車両)充電インフラを4倍に拡大し、EVによる移動距離に換算して累計1600万km以上を達成した。

社会貢献では、年に一度の社会貢献イベント「IMPACT Day」で、従業員が計1万4000時間のボランティア活動を実施した。今年1月に起きた米国の大規模火災では、被災者支援のため、ロサンゼルスで1万1100平方メートルの倉庫スペースをNPO法人に無償提供した。

同社は「今後も持続可能な未来への貢献と世界的なインパクトを重視し、事業活動を進めていく」としている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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