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ホンダマレーシア、タイ向け部品輸送を鉄道に変更

2013年12月10日 (火)

ロジスティクス本田技研工業のマレーシア現地法人・ホンダマレーシアは9日、タイ・マレーシア間の部品輸送を鉄道に切り替えると発表した。鉄道ベースの輸送に切り替えるのは、ホンダの現地法人で初めて。

ホンダマレーシアの生産台数は、現在の5万台から2016年までに年間10万台に増加する見込みで、マレーシアからタイへのコンテナ輸送個数は、現在の日量25-30コンテナから120コンテナに増加することが予想されている。

ホンダマレーシアのこの取り組みは、2020年にホンダ製品のCO2排出量を30%削減する世界的な環境目標に沿ったもので、トラック輸送から鉄道にモードを変更することにより、「60%のCO2排出量を削減することが可能」だと説明。輸送中の商品のリアルタイム追跡も実施できるとしている。

また、向こう2年以内に物流コストも50%削減できると試算しており、配達時間も現行の7日間から3日間へと短縮する。