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【年頭所感】「13年度に5000億円目指す」[郵船ロジ]

2011年1月4日 (火)

話題「新体制『郵船ロジスティクス』は初めての新年を迎えた。昨年10月の日本での統合を皮切りに海外各国での統合を順次進め、2012年3月末には全てを完了することとしており、その暁には世界42か国に400を超える拠点と、合わせて200万平方メートル超の倉庫群、また内外の社員数は約1万6000人という大きな規模のネットワークを持つこととなる。

 

また、この事業統合で単に規模や取り扱い領域が拡大するだけではなく、事業別売上構成を見ると、航空フォワーディング、海上フォワーディング、陸上、そしてコントラクトロジスティクスという4分野が見事にバランスし、更には地域別売上構成も日本と米州、欧州、アジア・オセアニアがバランスし、くっきりと世界5極体制が描き出されている。世界の物流企業を見渡してもこれほどバランスのとれた強靭なポートフォリオは稀有なものといえる。

 

新しい郵船ロジスティクスとしての経営計画は策定作業に入りつつあるが、3ヵ年計画とした場合の最終年度である2013年度にはこの充実した体制の下、連結売上高5000億円以上、連結経常利益180億円の達成を一つの指標としたいと考えている。そしてその先、近い将来には連結売上高1兆円をメルクマールに、世界のあらゆる物流シーンで高い存在感のある企業に育つという目標を掲げて駆け上がって行きたいと思う。今年は統合と融合の年である」(郵船ロジスティクス、矢野俊一社長