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アクセルアフリカ、タンザニアへの企業進出推進

2025年8月7日 (木)

国際日本企業向けのアフリカ進出コンサルティングを手掛けるアクセルアフリカ(高松市)は6日、アフリカ東部のタンザニアへの日本企業の進出や投資促進を目的として、タンザニア投資センター(TIC)とザンジバル投資促進庁(ZIPA)とそれぞれ覚書(MoU)を締結したと発表した。

タンザニアはインド洋に面したアフリカ東海岸の国で、大陸側のタンガニーカとインド洋の島からなるザンジバルで構成されている。ザンジバルは、強い自治権を持つ自治政府が統治している。

同国は沿岸国としての地理的優位性を生かし、地域物流ハブとしての発展が期待されている。また、共和国政府は「国家ビジョン2050」とする経済発展計画を策定し、農業やエネルギー、食品、ヘルスケアなどの分野での成長を目指している。

同社と覚書を交わしたTICは、タンザニア本土への投資を一元的に支援する政府機関で、投資プロジェクトの登録から各種ライセンス取得、税制優遇制度の案内、関係省庁との調整支援、操業後のフォローアップまで、投資家が円滑に事業を進められるよう包括的にサポートしている。

▲タンザニアビジネス投資観光フォーラムにて(出所:アクセルアフリカ)

また、ザンジバルへの投資を促進する専門機関ZIPAは、外国企業に対する許認可取得のサポートやインセンティブ情報の提供、現地行政との調整役を担い、投資家の活動を支えている。

覚書に基づき、同社はTIC、ZIPAとそれぞれ連携し、投資やビジネス環境に関する最新情報の提供や現地パートナーとのマッチングのほか、進出・投資手続きの支援を一層強化していく。

同社は今月20日から22日まで、パシフィコ横浜で開催される「TICAD Business Expo & Conference Japan Fair」にブース出展し、アフリカでの日系企業や現地企業の取り組みをパネル展示で紹介する。タンザニアのビジネス機会やアフリカビジネスに関するミニセミナーも開催する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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