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豊田通商、TICAD9でアフリカ官民との協業拡大

2025年8月25日 (月)

▲アフリカ連合(AU)議長国であるアンゴラ政府とのMOU署名式(出所:豊田通商)

荷主豊田通商は22日、横浜市で開催された第9回アフリカ開発会議(TICAD9)で、アフリカ各国の政府や民間企業、国連機関などと44件のMOU(覚書)を締結したと発表した。前回のTICAD8での25件から大幅に増加し、協業の範囲を物流・インフラから医療・人材育成まで広げた。

今回の会議では「for the future children of Africa」(アフリカの未来の子供たちのために)を掲げ、グリーンエコノミー、グローバルヘルス、人材開発を重点領域に設定。豊田通商は展示ブースで「WITH AFRICA FOR AFRICA」の理念を発信し、物流やインフラを含む幅広い分野で現地と共に成長する姿勢を示した。あわせて20か国の首脳・閣僚と面談し、社会課題解決と経済成長の両立に向けた議論を行った。

締結案件は、コートジボワールでの母子ヘルスケアDXや給水インフラ整備、アンゴラでの深水港開発や海水淡水化事業、セネガルの公共交通支援、ガーナでの自動車産業育成、ウガンダでの検査インフラ整備など。物流分野では、タンザニア運輸省と港湾や交通セクター開発に関するMOUを締結。物流機能の強化を通じて輸出入や内陸輸送の効率化を進める狙いが示された。

さらに、国連開発計画(UNDP)、国連世界食糧計画(WFP)、国境なき医師団とも連携し、安全運転研修や輸送人材育成に取り組む。

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