M&Aセントラルメディエンス(東京都港区)は1日、人工呼吸器メーカーのメトラン(埼玉県川口市)の全株式を取得し、完全子会社化したと発表した。スポンサー契約に基づく第三者割当増資を通じたもので、研究開発から供給、販売、アフターサービスまでを一体化させる体制を構築する。
メトランは1984年創業で、新生児・小児用の高頻度振動換気(HFO)人工呼吸器を手がける国内草分けのメーカー。NICU(新生児集中治療室)で広く使用され、低出生体重児の救命に貢献してきた。
セントラルメディエンスは資材調達や物流、保守を含む医療機関向けバックオフィス支援を展開している。今回の子会社化により、臨床ニーズを踏まえた新製品開発の加速や、国内供給体制の強化、インド・アジア圏を中心とした販路拡大を進める。さらに、在庫・物流基盤の統合によるコスト削減を開発やサービスに再投資し、持続的成長を目指す。
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