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ティーライフ中計、物流事業の高収益化目指す

2025年9月5日 (金)

財務・人事健康食品やお茶などの通信販売を手がけるティーライフは4日、2028年7月期を最終年度とする3か年の中期経営計画を発表した。EC(電子商取引)の競争激化でウェルネス事業が伸び悩むなか、ロジスティクス事業の高収益化や新たな収益モデルの構築などで、売上高131億円、営業収益率6.6%などを目指す。

同社の25年7月期決算はサプリメントのテレビショッピング販売や健康茶販売のウェルネス事業が、売上高105億7400万円で前年同期比12.5%減、セグメント利益も2億6600万円で同29.1%減などと低迷したことから、全体の売上高も115億円と同14億9000万円減少し、経常利益も4億5000万円で同1億1000万円減となった。

物流センターの運営などロジスティクス事業は9億2700万円で1.3%増、セグメント利益は1億8900万円で0.6%の減だった。袋井センタ―と掛川センターがほぼ満床となり、名古屋センターの稼働率も改善したことが売上増につながった。

こうした業績を受け、中期経営計画では、ロジスティクス事業の高収益化や既存商品のリニューアルや販売戦略の強化などで売上高の拡大と収益率の向上を図るとした。

ロジスティクス事業では、掛川物流センターで新規テナントを獲得したことによって、倉庫棟と駐車場の賃貸収入が増加する見通しで、事務所棟についても自社グループの物流機能集約で稼働率の改善を図る。

また、新たな収益の柱となる物流センターの建設に向けて、テナント企業の誘致を開始する予定で、掛川物流センター内の遊休地を最大限に活用した場合、延床面積2万平方メートル規模の物流センターを建設できるとしている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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