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SBS、売上2000億円達成へ4方針示す|年頭所感

2014年1月7日 (火)

話題SBSホールディングスは7日、東京都墨田区のホテルで昨年12月の東証一部上場やグループブランド統一後初のグループ新年会を開催し、グループ社員600人が参加したと発表した。

新年会には、同社の鎌田正彦社長と同じ宮崎県出身の東国原英夫・前衆院議員が駆けつけ、乾杯の挨拶を行ったほか、2014年度の安全スローガン優秀作品の表彰式を実施した。

鎌田社長による年頭所感の要約は次の通り。


昨年は今後の成長戦略の根幹となるシナジーの強化、拡大を目指したブランド統一を実施。そして、念願であった東京証券取引所市場第一部への上場を果たすなど、新たなステージに挑むターニングポイントの年となった。

今年は「Change or Die」(変化できなければ生き残れない、の意)をテーマに取り組んでいく。常に時代の空気を読み取り、世の中のニーズを感じ、将来のあるべき姿を予想して進化し続けることが、何より重要だ。

私たちは、ノーと言わない、諦めない、できる方法を考え抜くことで営業力と現場力を鍛え、過去にとらわれず自ら変化することを恐れない。常にベンチャースピリットを持ち続け、激しく変化する時代を勝ち抜く企業集団を目指す。

2014年のSBSグループ方針は、(1)ローコストオペレーションの徹底と強烈な営業の実施による「3PLのさらなる強化」(2)ファンドを活用し、顧客のニーズに沿った施設を開発する「物流施設開発の推進」(3)ASEANを中心に、日本式の高品質な3PLを提供するための「海外展開の本格化」(4)グループ規模と機能の拡充に必要なパートナーの獲得に向けた「M&Aの積極化」——を掲げる。

また、公道を利用する運送事業者として、安全運行は最重要課題だ。事故撲滅に向けた取り組みにこれまで以上に注力するとともに、エコドライブの推進などによる環境負荷の軽減や、さまざまな社会貢献活動にもグループ一体となって積極的に取り組んでいく。

創業30周年を迎える2017年に、売上高2000億円達成と国内物流業界トップ10入りを目指し、今年度から新たな挑戦をスタートする。