M&A半導体・集積回路等の電子部品の輸出入などを手がけるマクニカホールディングスは10日、グループの中核会社で電子部品商社のマクニカ(横浜市港北区)がマクニカの完全子会社、グローセル(東京都千代田区)を吸収合併し、グローセルは解散すると発表した。
マクニカは、半導体・集積回路などの電子部品の輸出入や販売、開発などを手がけ、グローセルは、集積回路や半導体素子、表示デバイスなどの製造・販売を行っている。
マクニカHDは半導体市場での競争力を高めるため、新たな顧客層の開拓や人員の強化、独自事業の展開などを進めている。そうしたなか、マクニカは昨年1月にグローセルに対するTOB(公開買い付け)を実施し、完全子会社化していた。
今回の吸収合併について、マクニカHDは「経営資源の最適化を図り、半導体事業の市場における競争力を強化するのが目的」だとしている。合併は10月1日を予定している。
マクニカの25年3月期の売上高は5949億3200万円で、経常利益は228億600万円。グローセルの同期売上高は647億8400万円で、経常利益は6億200万円、5100万円の純損失を計上していた。
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