調査・データインドの市場調査会社アステュート・アナリティカは11日、世界のロボット市場は2024年の455億4000万米ドルから、33年には1540億4000万米ドルへと3.4倍規模にまで拡大するとのレポートを公表した。この間の年平均成長率(CAGR)は14.5%を見込んでいる。
レポートによると、ロボット市場は、全産業での自動化導入の増加やAI(人工知能)と機械学習の進歩、人件費の上昇によって急成長を遂げている。特に製造や医療、物流、小売などの分野では、業務の効率や精度、生産性の向上のためにロボットへの依存度が高まっている。
中でも協働ロボットの普及は、人間とロボットが安全で、効率的に並んで作業できる環境を実現し、職場に変革をもたらしつつある。さらに、手術支援や患者ケアのための医療分野でのロボットの採用も市場拡大への寄与が期待される。また、物流やセキュリティー、ホスピタリティ、農業などの分野では、サービスの用途でロボットの導入が進んでいる。
このほか、レポートではロボット市場の分野別の分析のほか、市場の動向や将来予測、成長への課題、地域別の情勢などを詳細に解説している。
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